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首相官邸
「首相官邸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
首相官邸の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「刻々」より 著者:宮本百合子
をくいますよ、ひ、ひ、ひ」 新聞を見せて呉れというと、わざと軍人テロリスト団が
首相官邸へ乱入したところ、狙撃したところの書いてある部分だけを一枚よこした。そし....
「メーデーに歌う」より 著者:宮本百合子
これらの当然な要求は、働く婦人の実力でこそ、実現されるものである。 宮城前から
首相官邸前にさしかかった行進は、隊伍の中から代表を官邸へ送りこみ、秩序正しく、前....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
現象があらわれている。世話人会は解散し、第一回学術体制刷新委員会が一九四七年八月
首相官邸で開かれた。第二回総会では運営の方法、地方との連絡、体制に対する提案の処....
「ファシズムは生きている」より 著者:宮本百合子
う見出しの写真入り記事があったのをごらんでしたろう。昭和七年五月十五日に永田町の
首相官邸で当時の首相であった犬養毅を射殺した一団のテロリスト将校がありました。前....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
る。 (一九三三・八) 倫理化時代 一、法律の倫理化 一国の首相が、
首相官邸で暗殺される。国務大臣や有力な政治家・有名な資本家の首が覘われる。警視庁....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
なって行くのである。 (一九三五・五) 一三 重臣ブロックと機関説 犬養総裁が
首相官邸の椅子の上で非業の死を遂げて以来、政友会はほぼ半永久的に政権から見放され....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
その結果はきわめてあいまいであり、しかもその夕方には、叛軍の疲労をねぎらう意味で
首相官邸をはじめ、鉄道、文部、大蔵、農林の諸大臣の官邸や、山王ホテル、料亭幸楽等....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
勢だと知らせてきた。しばらくするとこんどは表町の刀自さまから、反軍と学生の集団が
首相官邸と平沼さんの邸へ爆弾を投げこんで火をつけたから、そちらでも注意するように....
「西園寺公の食道楽」より 著者:北大路魯山人
五月の大事変(注・昭和七年五月十五日、陸海軍将校ら
首相官邸などを襲撃、犬養首相を射殺した、世に言う五・一五事件)直後、緊張しきって....