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首足
「首足〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
首足の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十八時の音楽浴」より 著者:海野十三
あった。頤から下を、同じく純白の絹でもって身体にピタリと合う服――というよりも手
首足首にまで届くコンビネーションのような最新の衣裳を着、その上に幅広の、きわめて....
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
が中へ這入ったのです。 死体は頭には毛は少しもなく、眼耳鼻なども腐り落ちて、手
首足首もありませんでした。身体に帯と襟とが附いて居りましたので女と分りましたが年....
「光と風と夢」より 著者:中島敦
》も高く跳ね飛ばされて了った。午前一時頃迄かかって、到頭抑えつけ、鉄の寝台脚に手
首足首を結びつけた。厭な気持だが、やむを得ない。其の後も発作は刻一刻と烈しくなる....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
な野鼠ありて穀を損ずる事夥し、その肉すこぶる旨いが、鼠と知っては欧人が嫌うから、
首足と尾を去って膳に上すと載す。一六七六年マドリット板、ナワレッテ師の『支那記』....