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「馬刀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

馬刀の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
草枕」より 著者:夏目漱石
ごとくに堆《うずた》かく、積み上げられた、貝殻は牡蠣《かき》か、馬鹿《ばか》か、馬刀貝《まてがい》か。崩《くず》れた、幾分は砂川《すながわ》の底に落ちて、浮世の....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
丹後守自身には何もこれと自慢めいた話はない。 人の言うところには、丹後守は、弓馬刀槍《きゅうばとうそう》の武芸に精通し、和漢内外の書物を読みつくし、その上、近....
卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
身を切って客に抱かせもしないであろうが、飯蛸なぞもそうである……栄螺、黄螺、生の馬刀貝などというと、張出した軒並を引込んで、異に薄暗い軒下の穴から、こう覗く。客....