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「馬刀貝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

馬刀貝の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
草枕」より 著者:夏目漱石
ごとくに堆《うずた》かく、積み上げられた、貝殻は牡蠣《かき》か、馬鹿《ばか》か、馬刀貝《まてがい》か。崩《くず》れた、幾分は砂川《すながわ》の底に落ちて、浮世の....
卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
身を切って客に抱かせもしないであろうが、飯蛸なぞもそうである……栄螺、黄螺、生の馬刀貝などというと、張出した軒並を引込んで、異に薄暗い軒下の穴から、こう覗く。客....