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馬爪
「馬爪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
馬爪の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日輪」より 著者:横光利一
んで俯向いた。 「王子よ、我の酒盞を爾は受けよ。」と、兵部の宿禰は傍からいって、
馬爪で作った酒盞を長羅の方へ差し延べた。何ぜなら、彼の胸中に長く潜まっていた最大....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
今こそ思い当りたれ、当時|妾《しょう》は実に「マガイ」なりしなり。「マガイ」とは
馬爪《ばづ》を鼈甲《べっこう》に似たらしめたるにて、現今の護謨《ゴム》を象牙《ぞ....