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「馬良〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

馬良の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
が、本郷中村屋の初めからここに至る二十年の長年月、中村屋の名義人は私ではなくて相馬良であり、同時に彼女が事実上の責任者であった。創業当時私は郷里に蚕種製造の仕事....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
尾上楽之助、嵐吉松郎、実川実太郎など十余人に東京の少年俳優が幾人か加わって、「相馬良門」や「壺坂」などを上演し、楽之助の沢市なぞは好評であったが、これも長くは続....
三国志」より 著者:吉川英治
を要としましょう」 「荊、襄の地に、なお遺賢がいるだろうか」 「襄陽宜城の人で、馬良、字を季常という、この者の兄弟五人は、みな才名高く、馬氏の五常と世間からいわ....
三国志」より 著者:吉川英治
あなたの一言は、わが軍に幸いした」 と、あつく礼遇した。 この前後、荊州から馬良が使いに来た。馬良は、荊州の留守をまもる孔明の命をうけ、その書簡を肌深く秘め....
三国志」より 著者:吉川英治
早速、父の毒傷を診て下さい」 華陀を伴って、彼は父の帳中へ行った。折しも関羽は馬良をあいてに碁を囲んでいた。大熱のため口中は渇いて棘を含むがごとく、傷口は激痛....
三国志」より 著者:吉川英治
とく彼の成長を多年ながめてきたものである。 もともと馬謖は、夷族の役に戦死した馬良の幼弟だった。馬良と孔明とは、刎頸の交わりがあったので、その遺族はみな引き取....