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「馬装〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

馬装の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
喰い違っている。もし、何かの原因で自然発射がされたとすれば、壁面と平行に、隅の騎馬装甲へ打衝らなきゃならんよ。きっと犯人は、踞んでこの弩を引いたに違いないんだ」....
」より 著者:森鴎外
それでもお膝が濡れます。どこの旦那も持っています。」 「膝なんざあ濡れても好い。馬装に膝掛なんというものはない。外の人は持っておっても、己はいらない。」 「へへ....
三国志」より 著者:吉川英治
ざま打ってかかろうとして来る容子。――いかにも凜々たるものであったが、その鉄甲や馬装を見れば、甚だ貧弱で、敵の一歩弓手にすぎないと思われたから、 「下郎っ。退が....
三国志」より 著者:吉川英治
行ってさらに利害を説けと命じた。※昭の人物が惜しまれていたのである。勤祥は、甲衣馬装を飾って、今度は堂々と城の壕ぎわに立った。 「※伯道やある。ふたたび、われの....