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馬謖
「馬謖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
馬謖の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
主の指揮をうけずに無断で規則を破った私の店員に対し、かわいそうではあったが泣いて
馬謖を切ってしまいました。これはいかにも人情味のない頑固なやり方のようだが、私は....
「三国志」より 著者:吉川英治
名高く、馬氏の五常と世間からいわれていますが、中で馬良はもっとも逸材で、その弟の
馬謖も軍書を明らかに究め、万夫不当の武人です」 「召したら来るだろうか」 「幕賓....
「三国志」より 著者:吉川英治
馬超。 そのほか、孫乾、簡雍、糜竺、糜芳、劉封、呉班、関平、周倉、廖化、馬良、
馬謖、蒋※、伊籍――などの中堅以外には、新たに玄徳に協力し、或いは、戦後降参して....
「三国志」より 著者:吉川英治
ろく面を横に振って、あたりの近臣をみな室の外へ遠ざけた。 その中に、馬良の弟、
馬謖もいた。瞼を紅く泣きはらした
馬謖のすがたは傷々しく見えた。 玄徳は、ふと問....
「三国志」より 著者:吉川英治
てるわけはない。 ――孔明がどういうか、何と答えるか。 かたわらに立っていた
馬謖のごときも、心配そうな眼をして、車上の孔明の横顔を見ていた。 「…………」 ....
「三国志」より 著者:吉川英治
、愚ともいえるほど正直な道をまっすぐに歩いた人であった。 子のように愛していた
馬謖を斬ったなども、そのあらわれの一つといえるし、また、劉玄徳が死に臨んで、 「....