馬遠[語句情報] » 馬遠

「馬遠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

馬遠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
と、東|若々とした雑木山の緑に囲まれた田圃で、遙北手に甲州街道が見えるが、豆人寸馬遠く人生行路の図を見る様で、却てあたりの静けさを添える。主人と妻と女児と、田の....
翻訳遅疑の説」より 著者:神西清
清韵生じ不申候。又米元章、黄子久の如き清雅なる法にても、俗人用ひ候へば俗気生じ、馬遠、夏珪が如き俗法にても高人用ひ候へば、清韵生じ申候。此旨を悟さんとて先賢ひた....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
画風をもっとも早く日本に招来したものは、いうまでもなく、五山の禅僧たちであって、馬遠、夏珪の宣和画院系の墨画あたりから、梁楷、因陀羅、牧谿などの画品を携え帰って....