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「駄駄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

駄駄の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅愁」より 著者:横光利一
後からぞろぞろついていった。しかし、久慈だけは手に引っ掴んだ帽子を自棄に振り振り駄駄っ子のような声で、 「もう、僕は日本へは帰らん。」と云った。 「二十年ここを....
絶景万国博覧会」より 著者:小栗虫太郎
まる所は、尾彦楼お筆の時代錯誤的な大尽風となってしまい、その如何にも古めかし気な駄駄羅振りには、栗生武右衛門チャリネ買切りの図などが、新聞に持ち出された程だった....
恨みの蠑螺」より 著者:岡本綺堂
無理だといろいろに賺しても宥めても、お安は肯かない。かれは顔色を変えて、さながら駄駄ッ子か気違いのように迫るのである。四郎兵衛も年が若いので、しまいには我慢が出....