駅館[語句情報] »
駅館
「駅館〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
駅館の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「連環記」より 著者:幸田露伴
図らずも三河の赤坂の長の許の力寿という美しい女に出会った。長というのは駅の長で、
駅館を主どるものが即ち長である。其の土地の長者が
駅館を主どり、
駅館は官人や身分あ....
「すっぽん」より 著者:佐藤垢石
、この羮に匂うのを味わったのである。 主人に説を聞くと、このすっぽんは豊前国|
駅館川の産で、煮るとき塩と醤油の他、何の調味料も加えなかったのであるという。むべ....
「三国志」より 著者:吉川英治
たも云い返すことばに窮してしまった。 玄徳はまた、その翌る日、勅使の泊っている
駅館へ答礼に出向いて、 「呂布についてのご内命は、事にわかには参りかねます。いず....
「三国志」より 著者:吉川英治
いているなら救うてやらぬこともないが、一応、評議のうえ返答に及ぶであろう。数日、
駅館にて休息しておるがよい」 「何分のおはからいを待ちおりまする。――ついては、....
「三国志」より 著者:吉川英治
の不自由も不安もなく進んだ。 日をかさねて、荊州の境に入る。そして黄昏れごろ、
駅館へ着いた。 すると、門外に、百余人の兵が、二行にわかれて整列していた。 ....