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「駆虫剤〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

駆虫剤の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
乳房」より 著者:宮本百合子
ころがある。 僅か一日おいて、託児所からタミノがやられた。 ひろ子が子供らの駆虫剤をもらいに診療所へ行ってかえって来たら、溝橋のところに二郎と袖子がこっちを....
十二支考」より 著者:南方熊楠
り。フンボルトその一つを測量して五千百五十年を経たはずと断定した。その樹皮と葉を駆虫剤とし、葉を乾かして痢病に用い、殊に汗を減ずるに使い、その木を網の浮きとする....
三筋町界隈」より 著者:斎藤茂吉
どもらはもう知ることが出来ない。 このごろは、ナフタリンだの何のと、種々様々な駆虫剤が便利に手に入ることが出来るので、蚤なども殆どいなくなったけれども、そのこ....
食道楽」より 著者:村井弦斎
「ハイ薇は駆虫《くちゅう》の功があります。薇の根からメンバエキスと申して大層強い駆虫剤が取れるそうでございます。ちょうどその時分には人の身体に色々な虫が生いて駆....