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駒繋ぎ
「駒繋ぎ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
楽遊びに無心のようだ。あれもそのままがよい、そのままが」 彼はもうそとへ出て、
駒繋ぎ桜を通りこしていた。一童子の背に巻を負わせ、先へ山杖ついてゆく藺笠姿は、守....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
客の去る者はすくなく、留る者は多く、どこの旅舎もいっぱいで、旅籠の前には必ずある
駒繋ぎの棒杭さえ、馬と馬で混み合っていた。 布令申す事 ひとつ。 来る十三日....