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駿府城
「駿府城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小田原陣」より 著者:菊池寛
信雄なんかが策動して、家康を焚き付けたことは想像出来るのである。だから先に秀吉が
駿府城に迎えられた時、率直な秀吉は馬から下るやずかずかと進み、信雄、家康逆心あり....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
今、城普請は全国的に着手されていた。その大規模なものだけでも、江戸城、名古屋城、
駿府城、越後高田城、彦根城、亀山城、大津城――等々々。 この伏見城の土木へ日稼....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
た。父の大御所は一代の覇業をまず九分どおりまでは仕上げたというすがたで今は老いを
駿府城に養っている。ここまでは父がした、後はおまえがやるのだと、将軍の職を秀忠は....
「山の人生」より 著者:柳田国男
にも多かった。 『東武談叢』その他の聞書に見えているのは、慶長十四年の四月四日、
駿府城内の御殿の庭に、弊衣を着し乱髪にして青蛙を食う男、何方よりともなく現れ来る....