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「騎馬戦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

騎馬戦の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
李陵」より 著者:中島敦
させた。今まさに秋とて匈奴《きょうど》の馬は肥え、寡兵《かへい》をもってしては、騎馬戦を得意とする彼らの鋭鋒《えいほう》には些《いささ》か当たりがたい。それゆえ....
三国志」より 著者:吉川英治
さに馬のたてがみへ顔を沈めたが、槍は、※の鉢金をカチッとかすめた。 「おのれ!」騎馬戦のむずかしさは、たえず手綱を上手に操って、敵の背後へ背後へと尾いてまわりな....
三国志」より 著者:吉川英治
っている鉄車隊の威力だった。その機動力の前には、軍の武勇もまったく歯が立たない。騎馬戦や歩兵戦では絶対に優勢だったが、※軍は負け色立つと見るや鉄の針鼠を無数に繰....
私本太平記」より 著者:吉川英治
五郎|正隆、同苗助康、八木ノ入道|法達、神宮寺|正師などの――いくさの駈引きにも騎馬戦にも屈指な者をすえていた。 すべて、それらは、正成がゆるし、また、正成へ....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
らば、そう更え馬は曳いて行かれないし、行き着くだけが目的でなく、敵に会してからの騎馬戦が決勝なのだ。ヘトヘトになった馬では、勝目はない。しかも、馬にだって体力に....