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「驢背〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

驢背の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
ない。天下の事に憤慨するよりも、一鉢の朝顔に水を遣る真実味を愛するといった風で、驢背《ろはい》の安きに如《し》かずという亡国の賢人に似たところがある。 熊公八公....
三国志」より 著者:吉川英治
、逃げかくれてしまいはせぬかと、二、三の兵があとを尾けて行ったが、そうでもなく、驢背の姿は、急ぎもせず、怠りもせず、黙々と、荊州の方角へ向って行った。 日なら....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
本兵が占領していたからで、北城の人民達は皆日本兵の庇護を受けた』 とあり、また“驢背集”という詩集には、 『日本軍の入城に依って宮城が守られ、逃げる隙なく宮中....