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骨太の
「骨太の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
骨太のの前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二老人」より 著者:国木田独歩
しながら、 「相変わらずで面目次第もないわけです。」とごま白の乱髪《らんぱつ》に
骨太の指を熊手形《くまでがた》にさしこんで手荒くかいた。 石井翁は綿服ながら小....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
もありましたが、まあ大抵はひとりで来ました。年頃は三十五六でしょうか、色の黒い、
骨太の、なんだか眼付きのよくない男で、めったに口をきいたこともなく、いつも黙って....
「石狩川」より 著者:本庄陸男
んで阿賀妻の前にどさッと坐った。持って来た盃を手酌であおって、すッと差しだした。
骨太の手にしみが浮いて、酒を吸った血管がふくれ上った。老人の皮膚であった。篠崎彦....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
を姓として櫻川又市というので、面部に疵があり、えゝ年は四十一二で、立派な逞ましい
骨太の剛い奴で」 山「左様でげすか、そりゃア立派な者でげすなア、何うもその才智も....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
十がらみの、一見番頭の風ではあるが、どことなく農家育ちの香がぬけきらぬガッシリと
骨太の小男だった。 「私が当家へ御奉公にあがりましたのは当家上京後のことですから....
「指輪一つ」より 著者:岡本綺堂
は日に焼けて真っ黒でしたが、からだの大きい、元気のいい、見るから丈夫そうな男で、
骨太の腕には金側の腕時計などを嵌めていました。細君は四十一で、総領のむすめは十九....
「変身」より 著者:カフカフランツ
ったろう。というのは、今では例の手伝い婆さんがいたのだ。長い一生をそのたくましい
骨太の身体の助けで切り抜けてきたように見えるこの後家婆さんは、グレゴールをそれほ....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
溝には沁出し熱汗を湛え、鼻の頭にも珠を湧かせば腋の下には雨なるべし。膝におきたる
骨太の掌指は枯れたる松が枝ごとき岩畳作りにありながら、一本ごとにそれさえもわなわ....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
な、どうも男ではいけません。看病婦と申して、どうも婦人の方が手当りが宜しい、男の
骨太の手で抱き上げられると痛いが、婦人の嫋やかなむッくりした手や何かですと余程心....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
の毛穴までよだっている。――見るところ武者修行はまだ三十に届くまい。陽焦けのした
骨太の顔に薄あばたがあり、耳の下から顎にかけて四半分ほど顔がない。ないというのは....