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骨膜
「骨膜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
骨膜の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「殺人鬼」より 著者:浜尾四郎
く鈍器による裂傷一個あり、烈しく出血している。一見これが致命傷らしく、深さは充分
骨膜に達し骨を破つている、しかし、咽喉部にまかれた帯による絞殺も可能な場合である....
「氷河」より 著者:黒島伝治
消す訳に行かなそうだった。 「福島はどうでしょうか、軍医殿。」 「帰すさ。こんな
骨膜炎をいつまでも置いといちゃ場所をとって仕様がない。」 あと一週間になった。....
「芳川鎌子」より 著者:長谷川時雨
り猪股《いのまた》警部補、刑事、医師出張|検屍《けんし》せるに、女は左頭部に深さ
骨膜に達する重傷を負ひ苦悶《くもん》し居り、男は咽喉部の気管を切断し絶息し居たり....