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「高宗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

高宗の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
柳毅伝」より 著者:田中貢太郎
唐の高宗の時に柳毅という書生があった。文官試験を受けたが合格しなかったので、故郷の呉....
雷峯塔物語」より 著者:田中貢太郎
伝説を集めた『西湖佳話』では奇怪な因縁から出来あがったものとなっている。 宋の高宗帝が金の兵に追われて、揚子江を渡って杭州に行幸した際のことであった。杭州城内....
蛇性の婬 」より 著者:田中貢太郎
には南岸の雷峰塔に対して北岸に保叔塔と云うのがある。 雷峰怪蹟 宋の高宗帝が金の兵に追われて、揚子江を渡って杭州に行幸した際のことであった。杭州城内....
新西遊記」より 著者:久生十蘭
防壁を利用し、乖離《かいり》と排他主義の精神をおし樹てていた頑冥な閉鎖国で、清の高宗が辺外諸部との交通を禁止した乾隆十五年(一七四九)から、民国三年(一九一四)....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
」の国号を以て、唐に交通した年代を知る上に須要なる文字であると信ずる。咸享は唐の高宗治世の年号で、その元年は我が天智天皇の九年に当る。この際の遣使のこと日本紀に....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ったく文雅なおひとであった。信濃では「信濃ノ宮」と人みな申し上げて、大川原の香坂高宗の館に多年お身をひそめておられたのだった。 信濃国大川原の深山の中に庵して....