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高度
「高度〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高度の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
過時間を測定するのであった。ポロスは南北の方位を定め、また冬期夏期における太陽の
高度や世界の回転軸の位置を定め、また正午における陰影の長さから春分秋分の季節を定....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
りました。軍閥時代の支那の軍隊のようなものであります。常備傭兵になりますと戦術が
高度に技術化するのです。くろうとの戦いになると巧妙な駆引の戦術が発達して来ます。....
「新日本の進路」より 著者:石原莞爾
。これにたいし、統制は專制と自由を綜合開顯せる指導精神であり、個々の自由創意を最
高度に發揚するため必要最小限度の專制を加えることである。今日自由主義を標榜して國....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
との連絡船が停まったと出ていた。PB2Yらしい飛行艇も、房州の附近へ姿を現わし、
高度五百メートルで船を攻撃したという。 タラカン島へ米軍が、ラングーンヘ英軍が....
「海底都市」より 著者:海野十三
んい》的に人体改造進化を行う事によって病気と絶縁《ぜつえん》する。それから人智を
高度にあげる。こんな思いつきは赤ん坊にでも出来ることじゃないか。もちろん今の赤ん....
「火星探険」より 著者:海野十三
広い風景が一望の中に入っている。ふしぎでならないが、さっきにくらべて、もうかなり
高度が増したようだ。 「おい、どうしたんだろう」 「どうしたんだろうね」 「気が....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
に上昇をつづけている。 太陽の光りはあかるく円屋根の左の窓からさしこんでいる。
高度は、今しがた七千メートルを
高度計のめもりがしめした。 下界は、はばのひろい....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
うが、本艇の出航が危く敵国スパイに嗅ぎつけられようとしたのさ。成層圏の手前から、
高度二十キロメートルのところまで、本艇を覗っていた飛行機が十二機もあったので知れ....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
空戦を展開するなどということになるかもしれないね」 「これは困った。われわれは、
高度三百キロメートルどころか、その十分の一にも足りない
高度の成層圏飛行で、今しき....
「怪塔王」より 著者:海野十三
とき、平磯基地をとびだした爆撃機隊から、連絡無電がはいってきました。 「本隊は、
高度三千メートルをとりて、鹿島灘上に待機中なり、貴官の命令あり次第、ただちに爆撃....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
機一号を操縦して暗の中を東へ東へとびつつあった。たよりになるのは、夜光の羅針儀と
高度計と距離計とだけである。東へすすめば、本艦がひそかに待ちうけている海面へ出ら....
「半島一奇抄」より 著者:泉鏡花
くに相同じい。まして疵つくるおそれあるをや。 「自動車が持つ、ありたけの音を、最
高度でやッつけたまえ。」 と記者が云った。 運転手は踊躍した。もの凄まじい爆....
「映画の普及力とは」より 著者:伊丹万作
集まつてくる仕組みになつている。 ところが館を単位としての映画企業があまりにも
高度の発達を遂げてしまつた現在ではもはや館以外で映画を見ることはまつたく不可能(....
「雑文的雑文」より 著者:伊丹万作
に対する選択がまつたく行われていない。我々の見解ではこの部署を受け持つにはかなり
高度の才能を要求したいのであるが、現在のところでは才能もへちまもない。要するに機....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
始的で、何人も簡単にこれを所有し得た時は内乱は簡単に行なわれたのであるが、武器が
高度に進歩する事が内乱を困難にして来た事も明らかに認めねばならない。刀や槍が主兵....