高来[語句情報] » 高来

「高来〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

高来の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
て老若男女ともに全滅してしまったから、一揆に参加しなかった二、三の村をのぞいて南高来郡は全く無人の村となり、累々たる白骨だけが天日にさらされていたのである。 ....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
る。長崎では、毎日図書館に通って、そこにだけしかない郷土史料を筆写していた。「南高来郡一揆の記」だとか、そのほか三四そこで筆写したものを、戦争中にどこへどうした....
墓が呼んでいる」より 著者:橘外男
は、一切抜きにしよう。 「出かけていったのは、雲仙です。詳しくいうと、長崎県の南高来郡ということになりますが、別段友達がいたわけでもなければ、用事があったわけで....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
ご知遇をかたじけなくいたしました。時に、両殿下には、今日はいかような御用向きで御高来くださいましたか」と、たずねた。タヌは、急に安南《アンナン》の女王のような重....
手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
が、和紙を各地に産します。日向国東諸県郡の本庄や、薩摩国日置郡|伊作や、肥前国北高来郡|湯江村や、まだ色々の個所がありますが、九州第一の紙の郷土は筑後国八女郡で....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
うるのみで、大体はサドという語を以て一貫している。 カワタケ 肥前南高来郡 パッパ 対馬豊崎村 ギシギシ 筑前|戸畑 カワ....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
そ」を「かなくそ」といって見たり、また「かれくそ食うか」という処もある。肥前の南高来郡の一部などでは、 こーぞーかれ草食うか というそうで、これに伴のうて鳥と小....