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「高松城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

高松城の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
仇討禁止令」より 著者:菊池寛
四国鎮撫使、四条侍従、四条少納言の陣営へ届けられた。 土佐の兵、丸亀藩の兵は、高松城下に二、三日滞在しただけで、引き上げた。 そして、輝かしい王政維新の御世....
賤ヶ岳合戦」より 著者:菊池寛
居た。さて最後に、羽柴筑前守秀吉であるが、当時、中国の毛利大膳大夫輝元を攻めて、高松城水攻をやっていたが、京都の凶報が秀吉の陣に達したのは、六月三日|子の刻であ....
今昔茶話」より 著者:国枝史郎
く、同盟軍のA国兵が不利の時には、勿論合戦に加わって力戦するのである。 秀吉が高松城を水攻めにした時、薩摩の島津が高松城を救おうとし、出兵し、水に遮られてどう....
和算の社会的・芸術的特性について」より 著者:三上義夫
上から算用の習練から始めなければならぬと主張したということがあり、清水宗治は備中高松城で秀吉のために水攻めにせられ、切腹に際して、遺子への遺言状に算用を大切にし....
手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
のように、四国の品々を追って歩きましょう。 讃岐の国は香川県であります。昔から高松城や栗林公園で名高い所。源平の戦いで有名な屋島も、金毘羅様の名で船乗に知られ....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
こと聞いたこと、幼い者にして聞かせたことであろうし、若い者は、すぐ眼近にあった、高松城の水攻めの陣だの、その年の本能寺の変だの、すぐ翌年の小牧の大会戦だの、そう....
茶漬三略」より 著者:吉川英治
の命をうけて、御幕下の将校、羽柴筑前守秀吉は、中国に攻め入って、この春以来、備中高松城の清水|宗治の頑強な抵抗にくいとめられ、遠征の軍馬は、攻めあぐねている態で....