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高爽
「高爽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高爽の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「義血侠血」より 著者:泉鏡花
ぬ。 威儀おごそかに渠《かれ》らの着席せるとき、正面の戸は再び啓《ひら》きて、
高爽《こうそう》の気を帯び、明秀の容《かたち》を具《そな》えたる法官は顕《あら》....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
まいました。 三十七 「世間は彼を誤解している、彼の如く精神の
高爽にして、志気の明快な男を見たことがない、英雄たとえわが事にあらずとも、と言っ....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
こに帰着をおいていたか窺い知るに充分である。 細川藩の客分となって、千葉城址の
高爽な住居に、余生を送る身となっても、武蔵のこの生活態度には、少しの変りもなかっ....