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高畠
「高畠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高畠の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「魔法修行者」より 著者:幸田露伴
上洛した。無人では叶わぬところだから、六郎の父の讃岐守は、六郎に三好筑前守之長と
高畠与三の二人を付随わせた。二人はいずれも武勇の士であった。 与二は政元の下で....
「伊太利亜の古陶」より 著者:宮本百合子
一 晩餐が終り、程よい時が経つと当夜の主人である
高畠子爵は、 「どれ――」 と云いながら客夫妻、夫人を見廻し徐《おもむ》ろに椅子....
「道標」より 著者:宮本百合子
いる。この手紙は、素子様伸子様と連名であった。伸子は、ウメ子の手紙にかかれている
高畠という町のあたりは知らなかったが、雨の日の奈良公園とそこに白い花房をたれて咲....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
(第一日) ◇翁 (シテ)梅津利彦 (三番叟)高原神留 (千歳)生熊生 (大鼓)
高畠元永 (小鼓頭取)栗原伊平 (脇鼓)本松卯七郎、石橋英七 (笛)中上正栄 ◇....
「青年」より 著者:森鴎外
ようでしたが、君は気が附きませんでしたか」 「気が附かなくて。あれは、君、有名な
高畠詠子さんだよ」 「そうですか」と云った純一は、心の中になる程と頷いた。東京の....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
作造がデモクラシーを唱え一般に強い反響をよびおこしていたが、『新社会』による堺、
高畠、山川均等と『近代思想』によるアナーキスト大杉栄との間に、思想的対立の兆した....
「科学論」より 著者:戸坂潤
や、A Lewis, An Introduction to Sociology(
高畠訳『社会主義社会学』・改造社)などが、一応の参考になる。なお拙著『イデオロギ....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
田杏村氏や田中耕太郎氏其の他多数に及ぶ)、プロ科の哲学研究をリードしたり、其の他
高畠訳資本論に対する批評によって物議をかもしたり、其の他其の他でやるだけやったと....
「辞典」より 著者:戸坂潤
学批判』昭和六年); Das Kapital, 3 Bde., 1867-94(
高畠素之訳『資本論』新改訳版昭和二―三年)。F. Engels, 〔Herrn ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
堀 『英国経済学史論』ロッシャー 『英国経済学史』プライス 『地代思想史』
高畠 ハイム『「ヘーゲル」と其の時代』 改造社『経済学全集』中「欧州経済学史....
「十五年」より 著者:山本実彦
思うが、今では、その気もなければ、その暇もない。また、大杉栄君や、福田徳三氏や、
高畠素之君等、とても特長のある人びとに関してもその通りだ。 次に、私の社からの....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
。野のそばに興福寺の伽藍があり森が囲み、塔が聳えてみえる。 また、野から彼方の
高畠には、坊舎や神官の住居がみえ、奈良の町屋は、その先の低地に昼間も霞んでいた。....