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高知県
「高知県〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高知県の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「オリンポスの果実」より 著者:田中英光
プ記録一|米《メエトル》五七)と出ているのを、何度も読みかえしました。なかでも、
高知県出身とある偶然さが、嬉《うれ》しかった。ぼくも
高知県――といっても、本籍《....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の兵のうちで動かないものは長州兵のみであった。明治七年一月には、ついに征韓派たる
高知県士族|武市熊吉以下八人のものの手によって東京|赤坂の途上に右大臣岩倉|具視....
「わが中学時代の勉強法」より 著者:寺田寅彦
自分の出生地は
高知県で、始め中学の入学試験に応じたのは十四の年、ちょうど高等三年生の時であった....
「壊滅の序曲」より 著者:原民喜
だ時であった。ラジオが土佐沖海面警戒警報を告げた。正三は蚊帳の中で耳を澄ました。
高知県、愛媛県が警戒警報になり、つづいてそれは空襲警報に移っていた。正三は蚊帳《....
「天災と国防」より 著者:寺田寅彦
できないのではないかというのが自分の年来の疑いであるからである。 今度の大阪や
高知県東部の災害は台風による高潮のためにその惨禍を倍加したようである。まだ充分な....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
くから唱道して来たところであるが、呉海軍工廠が試験的に部分品や、材料などの下請を
高知県下の中小工業者に注文したところが、それが意外の好成績で、同県は有数な工業地....
「蛇怨」より 著者:田中貢太郎
高知県高岡郡の奥の越知と云う山村に、樽の滝と云う数十丈の大瀑がある。それは村の南....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
》〔三重県〕の朝熊山《あさまやま》にあるから名づけたものだが、また土佐《とさ》〔
高知県〕の横倉山《よこぐらやま》にも産する。 根の味が最も苦《にが》く、能《よ....
「自力更生より自然力更生へ」より 著者:三沢勝衛
いわゆる成功の捷径でありましょう。細かい地名が想い出せないで残念でございますが、
高知県に春野神社という社があるそうでございます。これは、その昔、例の殖産、土木業....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
造場、糖酒製造場、医院を一覧し、さらに日本移民の居宅を慰問す。その国籍は山口県、
高知県、和歌山県なり。コーヒー園は丘陵の高地にありて、遠望すれば茶林のごとし。近....
「本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
俗が支那からの伝来か否かは判然せぬと同時に、何のために持つかも分明せぬ。しかるに
高知県長岡郡豊永郷の葬儀は、その方法がすこぶる異態であって、かつ弓を用いる作法も....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
り長く阿波の国に止まりましたから、旅を土佐の国へと急ぐことに致しましょう。ここは
高知県で都は高知であります。山内氏の居城のあったところであります。この県にある色....
「福沢諭吉」より 著者:高山毅
スターの辞書がはいったはじめです。 中浜万次郎は、ジョン=マンともいい、土佐(
高知県)のりょうしでした。あらしにあってひょうりゅうしているところを、アメリカの....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
れるのに、現在は全国|栽えておらぬ土地もなく、その名前がまた非常に変化している。
高知県の一部でホウカンショ、埼玉県の妻沼辺ではホシンカン、岩手県ではコウセンクヮ....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
…杖の淵 新居郡飯岡村…………………………………………………………………真名橋杉
高知県 土佐郡十六村行川……………………………………………………………綾を織る姫....