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高等中学校
「高等中学校〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高等中学校の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「御萩と七種粥」より 著者:河上肇
であったのだと、私は考えている。 数え十五歳の時に、私は郷里の岩国学校(それは
高等中学校の予備門となっていたもの)を卒業して、山口
高等中学校の予科(
高等中学校....
「化銀杏」より 著者:泉鏡花
で、親類中で相談を極めて、とうとうあてがったのが今の旦那なの。 その頃ちょうど
高等中学校を卒業したので、ま、宅へ来てから、東京へ出て、大学へ入ろうという相談で....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
し》氏が子規氏の帰省の機会から俳句を作り始めて、その後大学へ入る目的で京都の第三
高等中学校の生徒となっていて、一層俳句を作って、二人ながら発達も速かだという事を....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
いていた。離婚は廃せられていた。リセーは皆コレージュと呼ばれていた。コレージュ(
高等中学校)の生徒らはえりに金の百合《ゆり》の花をつけ、ローマの王(訳者注 ナポ....
「或教授の退職の辞」より 著者:西田幾多郎
とも分かるようになったので、私は師範学校をやめて専門学校に入った。専門学校が第四
高等中学校と改まると共に、四高の学生となったのである。四高では私にも将来の専門を....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
その時のことも記憶にない。 その時漱石氏は松山の中学校を去って新しく熊本の第五
高等中学校の教師となって赴任したのであった。私はそれから東京の下宿に帰り、漱石氏....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
閉鎖され、一ツ橋の校舎には東京商業学校が木挽町から引越して来て、仏独語科の学生は
高等中学校に、露清韓語科は商業学校に編入される事になった。当時の東京商業学校とい....
「武鑑譜」より 著者:服部之総
存する者は顛倒するであろう。警視庁と各警察は警部補まで、この調子で裁判所、大学、
高等中学校からはては官営工場たる富岡《とみおか》製糸所にいたるまで、およそ「官員....