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高等法院
「高等法院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高等法院の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
入したものであろうというておる。 三一 評定所に遊女 評定所は徳川幕府の最
高等法院で、老中および寺社奉行・町奉行・勘定奉行の三奉行らが、最も重大なる訴訟を....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
らなかった。そこは一応入場者を審べて切符を発行するところだった。その部屋は合衆国
高等法院のように出来ていて、ポウル・ボウの税関吏のような疑い深い、そしていつも突....
「ガリバー旅行記」より 著者:スウィフトジョナサン
蔵大臣のフリムナップ、それからまだあります、陸軍大将リムトック、侍従長ラルコン、
高等法院長バルマッフ、これらの人々が一しょになって、あなたを罪人にしようとして、....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
》げ、得意げにぴんとはね上がった口髭《くちひげ》をもっていた。その男を彼女は、「
高等法院顧問官フォン・プロムバッハ」――彼女の夫――だと彼に紹介した。彼女は彼に....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
往々実際の行為と同じくらいに重要な位置を占むるものである。ミリエル氏はエークスの
高等法院の評議員のむすこであって、顕要な法官の家柄だった。伝えらるるところによれ....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
えることがあった。父親は絶望的になって警吏につっかかっていった。そういう場合には
高等法院が中にはいって、絞罪に処した。だれを? 警吏をか、否、父親を。
七 そ....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
、首領らの上にはいつも深い影がたれていて、何ら確かな事実はわからなかった。その後
高等法院で一被告がなした妙に傲然《ごうぜん》たる次の答弁をへこますような証拠さえ....
「二都物語」より 著者:佐々木直次郎
て、帽子をひょいと頭にのっけて、外へ出た。彼は道を曲ってテムプルへ入り、そして、
高等法院|通と書館|通の鋪道を二囘ばかり歩調正しく歩いて元気を囘復してから、スト....
「狂人日記」より 著者:秋田滋
彼は
高等法院長として、清廉な法官として世を去った。非の打ちどころのないその生涯は、フ....