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高粱酒
「高粱酒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高粱酒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
》から羽二重《はぶたえ》が織れて、それが内地の半額で買えたらさぞ善《よ》かろう。
高粱酒《こうりょうしゅ》を出して洋盃《コップ》に注《つ》ぎながら、こっちが普通の....
「放浪の宿」より 著者:里村欣三
った。 尊敬の念が、油然と湧いて来た。 支那服は野良犬の塩焼きと、一升ほどの
高粱酒を相宿の連中に大盤振舞いして酔つぶれた翌朝から、ずっと姿を見せなかった。 ....
「金狼」より 著者:久生十蘭
らなくなった西貝が、だみ声をはりあげた)……オイ、久我千秋……久我千! おめえは
高粱酒なんて、藁からとった酒ばかり飲んでいたんだろうが、わが日本の米の酒をのんで....