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高紐
「高紐〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高紐の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
んあたま》を振り立てるためには、素《す》であった方が見栄《みば》えがする。脱いで
高紐にかけ――と言ったような、実用とダテの事情に制せられたのかも知れないが、今日....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
貞は、門廊の床几にかかって、さしせまる乾坤一|擲の戦いをどう戦うべきか、よろいの
高紐におや指をさしはさみ、ひとり唇をかんでいた。 なによりも彼はいま兵力の不足....