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高論
「高論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高論の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「藪の鶯」より 著者:三宅花圃
ちとお遊びにおいでなさい。そしてこの篠原様へもちっとあがって。西洋風俗や学問のお
高論《はなし》をお伺いなさい。こんどおつれ申しましょう。 秀「どうか願いとうござ....
「アーニイ・パイルの前に立ちて」より 著者:小林一三
貌に、いささか紅潮をたたえて、底知れぬ図太き胆大心小の立居振舞い、唯々として『御
高論御尤なり』と言う。喰えぬ男と知りながら、その愛嬌の無意味にあらざるを喜ぶので....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
ぜざるもの起こり、仏教を主唱するものありて、ややその惑いを解くに至れり。ただその
高論の、いまだ狹隘なる婦人の心裏に入らざるのみ。 ヤソ教の熱血ひとたびアメリカ....
「三国志」より 著者:吉川英治
で殺してくれることである。なにをそれ以上いま駈引きをする必要があろうか」 彼の
高論に、荀※も服し、諸人もなるほどと感心した。 一方の韓嵩は、荊州へ立ち帰ると....
「三国志」より 著者:吉川英治
も知らない。何をいったところで無益であろう」 「では、前言をしばらく詫びる。まず
高論を示されい」 「古言にもある。主ニ反イテ盗ミヲナス安ンゾ期スベケンヤ――と。....
「三国志」より 著者:吉川英治
って、二度と背くことのないようにありたいものと存じます」 孔明は長嘆して、君の
高論はまさに自分の思うところと一致したものだと云い、斜めならず彼の才志を愛でた。....