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高麗楽
「高麗楽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高麗楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
べてあった。午後二時に楽人たちが参入した。万歳楽、皇※などが舞われ、日の暮れ時に
高麗楽の乱声があって、また続いて落蹲の舞われたのも目|馴れず珍らしい見物であった....
「源氏物語」より 著者:紫式部
葉が美しくて波の音だけ秋であるともいわれない浜のながめであった。本格的な支那楽|
高麗楽よりも東遊びの音楽のほうがこんな時にはぴったりと、人の心にも波の音にも合っ....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
その次が唐及び高麗の舞楽である。演奏の順序は唐古楽一舞、唐散楽一舞、林邑楽三舞、
高麗楽一舞、唐中楽一舞、唐女舞一舞施袴二十人、
高麗楽三舞、高麗女楽、――かくして....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
平十一年冬十月に光明皇后の営まれた維摩講においてうたわれたもので、終日|大唐楽や
高麗楽のような舶来の大管絃楽の演奏される間にまじって、うたわれたのであった。そし....