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髪月代
「髪月代〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
髪月代の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「籠釣瓶」より 著者:岡本綺堂
た。「おめえさま。あしたの晩に吉原へ行くつもりかね」 「むむ。午前《ひるまえ》に
髪月代でもして、午《ひる》過ぎから行くつもりだ。一緒に来い」 治六は黙っていた....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
上方はいかぬところだ、それより江戸へ帰るがいい、おれがついて行ってやるから、まず
髪月代《かみさかやき》をしろとて、向うの髪結床へ連れて行ってさせて、そのなりでは....