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髭籠
「髭籠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
髭籠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
したのがある。
「手桶一対――白絵に鶴亀、松竹を書く、本式は手桶十二――それに
髭籠《ひげこ》――摺古木《すりこぎ》――杓子《しゃくし》」
これによって考う....
「源氏物語」より 著者:紫式部
びに満ち足らったふうであった。北の御殿からいろいろときれいな体裁に作られた菓子の
髭籠と、料理の破子詰めなどがここへ贈られて来た。よい形をした五葉の枝に作り物の鶯....
「源氏物語」より 著者:紫式部
おいでになった。午ごろであるが、小さい童女が緑の薄様の手紙の大きい形のと、小さい
髭籠を小松につけたのと、また別の立文の手紙とを持ち、むぞうさに走って来て夫人の前....