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「鬱念〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鬱念の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
もむろに槍を戻した。そして、槍の尖端からポト――と糸を曳いた一滴の粘液に、年来の鬱念を一時に晴らした心地。 あははははははは! と。 かれは、声を揚げて、哄....
三国志」より 著者:吉川英治
年たちが少々あります。――また近郷にわたって、檄を飛ばせば、おそらく今の時勢に、鬱念を感じている者もすくなくはありませんから、きっと、三十人や四十人の兵はすぐで....