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魔処
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「高野聖」より 著者:泉鏡花
というは、旧《もと》な、これも私《わし》には何かの縁《えん》があった、あの恐しい
魔処《ましょ》へ入ろうという岐道《そばみち》の水が溢《あふ》れた往来で、百姓が教....
「黒百合」より 著者:泉鏡花
つい石滝とかの山を奥へ入るとあるッていうのに、そら、昔から人が足蹈をしない処で、
魔処だ。入っちゃあならない、真暗だ、天窓が石のような可恐い猿が居る、それが主だと....