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魚尾
「魚尾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
魚尾の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
に自分の領域を我がもの顔に侵すのを見て、己が主権を擁護するために、人首牛身、犬身
魚尾などという怪物どもの軍勢を作り集めた。神々は相談をしてこの怪物を勦滅すること....
「銀座アルプス」より 著者:寺田寅彦
た五十歳の父は、猟虎の毛皮の襟のついたマントを着ていたようである。その頭の上には
魚尾形のガスの炎が深呼吸をしていた。じょさいのない中老店員の一人は、顧客の老軍人....
「河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
た大魚は、やや面が奇怪で、鯉だか、鱒だか、亀だか、蛇だか、人間の顔だか分らない。
魚尾は波がしらに刎ねている。黒髪の簪に、小さな黄金の鮒が飾ってある。時に鏘々とし....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
沢山建ててあるかのごとくに見えます。竹の林に花の山、新緑|鬱茂して居るその上に、
魚尾雪峯より流れ来る水は都会の周囲を流れて遠く山間に流れ去るという。私が通った中....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
己も行こう。
小人
珍らしい化物の三人連だ。
ロドス島のテルヒイネス
魚尾の馬と竜とに乗り、ネプツウヌスの三尖杖を持ちて登場。
合唱の群
い....