魚心あれば水心[語句情報] »
魚心あれば水心
「魚心あれば水心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
魚心あれば水心の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
役者はそのあとですぐに言い添えたのだった。 「ただ、お前にもわかってるだろうが、
魚心あれば水心と言ってね……。」 彼女は処女だった。人からいろいろ挑《いど》ま....
「紫大納言」より 著者:坂口安吾
と男のはるかな想いを結びあわせる糸ともなれば、恋の涙を真珠にかえる役目もします。
魚心あれば水心とは申しませぬ。五日の後に、この笛は、きっとおてもとに返しましょう....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
トフェレス
所でこちとらも物を頼まれましたよ。
ファウスト
それは
魚心あれば水心だ。
メフィストフェレス
なに。その女の亡くなった亭主の髑....