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魚木
「魚木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
魚木の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
いる。 庭の奥に、社殿造の、閉め込んだ構えの朽ち腐れた建物がある。屋根の棟に堅
魚木《かつおぎ》などのせた、屋敷とも社《やしろ》ともつかぬ家の奥から、銀の鈴でも....
「宇賀長者物語」より 著者:田中貢太郎
て来るところでありました。麦畑のはてには、長者の邸の構えのなかに建てつらねた、堅
魚木のある檜肌葺の屋根が幾棟となく見えておりました。 人魚を見たと云う壮い男は....