魚鼈[語句情報] » 魚鼈

「魚鼈〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

魚鼈の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
蛇※《へびとかげ》と為るも、蝦蟇と金翅鳥《こんじちょう》に遭わず、※※《げんだ》魚鼈《ぎょべつ》を食い、洗浴《ゆあみ》衣服もて身を養う、身相触れて陰陽を成す、寿....
十二支考」より 著者:南方熊楠
修行し得ず。すなわち林樹を捨て河辺に到り、その本法を以て神足を修せんとするに水中魚鼈廻転の声が耳に障《さわ》る。因って山に上り惟《おも》うらく、我今善法を退失せ....
三国志」より 著者:吉川英治
く乾いた。関羽は、于禁を生捕り、※徳を誅し、魏の急援七軍の大半以上を、ことごとく魚鼈の餌として、勢い八荒に震い、彼の名は、泣く子も黙るという諺のとおり天下にひび....
日本の伝説」より 著者:柳田国男
ます。長岡の神田町では人家の北裏手に、三盃池という池がもとはあって、その水に住む魚鼈は皆片目で、食べると毒があるといって捕る者がなかった。古志郡宮内の一王神社の....