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「魯国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

魯国の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
倫敦消息」より 著者:夏目漱石
ば五六時間はかかるだろう。吾輩はまず第一に支那事件のところを読むのだ。今日のには魯国新聞の日本に対する評論がある。もし戦争をせねばならん時には日本へ攻め寄せるは....
思い出す事など」より 著者:夏目漱石
断ったものと思われる。ところがこの本のかつて魯西亜語《ロシアご》に翻訳された時、魯国《ろこく》の当局者は直《ただ》ちにその発売を禁止してしまった。著者は不審の念....
弟子」より 著者:中島敦
すっかり驚嘆《きょうたん》した主君の定公が問うた。汝の中都を治めし所の法をもって魯国を治むればすなわちいかん? 孔子が答えて言う。何ぞ但《ただ》魯国のみならんや....
小説総論」より 著者:二葉亭四迷
《きびしく》いわば形の意にはあらで意の形をいう可きなり。夫の米《べー》リンスキー魯国の批評家が世間唯一意匠ありて存すといわれしも強ちに出放題にもあるまじと思わる....
中条精一郎の「家信抄」まえがきおよび註」より 著者:宮本百合子
であった。 書簡(一九) 註。この画というのは、巨大な軍服に白手袋の魯国が仰向きに倒れんとして辛くも首と肱とで体を支えている腹の上に、身長五分ばかり....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
Greco-Russian Church(グレコ・ロシアン・チャーチ) 和漢訳名魯国教宗 一、プロイセン国教宗 本宗原名 Evangelical(エバンジ....
黒田清隆の方針」より 著者:服部之総
あえ》て再び之《これ》を討伐するの論なし。……唐太《からふと》島の事に付《つき》魯国との関係を速《すみやか》に処分し、両国の境界を判然各国に知らしむる事、実に今....
食道楽」より 著者:村井弦斎
妙なものだ」中川「それはカビヤカナペールというのだ」大原「何の事だね」中川「即ち魯国産《ろこくさん》の鱒《ます》の子だ。鑵詰《かんづめ》の鱒の子へレモン汁を少し....