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「鮮少〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鮮少の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
近時政論考」より 著者:陸羯南
くば、必ず東洋の巨人たらん。かつて『近時政論考』の著あり、余の意想を啓発すること鮮少ならざりき。多謝。 三宅雄二郎識 明治二十四年五月 例言 一、本....
寒中滞岳記」より 著者:野中至
ばしば思わざる逆境に臨《のぞ》みし代りに、再挙の計画に就きては、経験を得たること鮮少ならず。特に先ず須要《しゅよう》にして急務となすものは、観測所改造の挙に在《....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
寺九重の塔の建築家、――その他あらゆる彫刻家画家は、すべて名をさえ留めていない。鮮少な遺品から判ずると当時の造形美術は驚くべき高さに達していたはずであるが、それ....