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「鯖江〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鯖江の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
二歳で、躋寿館の講師となっていた。また陸奥国八戸の城主|南部遠江守信順と越前国|鯖江の城主|間部下総守|詮勝とから五人扶持ずつの俸を受けていた。しかし躋寿館にお....
夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
姫(夜叉ヶ池の主) 湯尾峠の万年姥(眷属) 白男の鯉七 大蟹五郎 木の芽峠の山椿鯖江太郎 鯖波次郎 虎杖の入道 十三塚の骨 夥多の影法師 黒和尚鯰入(剣ヶ峰の使....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
はないというようなおもわくもあって、ともかくも市内の要所を一めぐりして、その足で鯖江《さばえ》から敦賀《つるが》――江州へ出て京都へ上るという段取りに心をきめま....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
あった。 私は薩州邸の水本塾へ入ったが、同塾生は過半薩州人で、他に高松藩とか、鯖江藩とか、肥前鹿島藩とかの人もいた。塾長は小牧善次郎で、後昌業といって、現今は....
雪霊記事」より 著者:泉鏡花
―心易くは礼手紙、ただ音信さえ出来ますまい。 十六七年を過ぎました。――唯今の鯖江、鯖波、今庄の駅が、例の音に聞えた、中の河内、木の芽峠、湯の尾峠を、前後左右....
手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
は白と黒との細かい縞もので、他では余り見かけません。調子のよい布であります。主に鯖江附近の田舎で作られますが、郷土の品として誰に誇ってもよい布であります。 三....