»
鰉
「鰉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鰉の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒髪」より 著者:近松秋江
餉台のうえに取って並べられる料理の数々。それは今の季節の京都に必ずなくてはならぬ
鰉の焼いたの、鮒の子|膾、明石鯛のう塩、それから高野豆腐の白醤油煮に、柔かい卵色....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
たのを探し出してくれた。それから車で大津に帰り、小蒸汽で石山に往って、水際の宿で
鰉と蜆の馳走になり、相乗車で義仲寺に立寄って宿に帰った。秋雨の降ったり止んだり淋....
「淡紫裳」より 著者:佐藤垢石
りではなかった。川魚料理である。カルユイ(小蟹)、ソガリ(鰍魚)、フナ、ヒガイ(
鰉)、ドジョウなど、いずれも眼下に眺める大同江の水から漁ったものだそうだ。 鰍....