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鰯の頭も信心から
「鰯の頭も信心から〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鰯の頭も信心からの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大鵬のゆくえ」より 著者:国枝史郎
。 いずくんぞ知らんこの貧乏神、その本体は坂東三津太郎、不良俳優であろうとは。
鰯の頭も信心から。さあ拝んだり拝んだりと、大いに景気を添えたところでここに筆を止めることにする。....
「猫と杓子について」より 著者:織田作之助
っている悪癖――つまり悪い癖でありまして、すぐ他人の頭でものを考えたがる。俗に「
鰯の頭も信心から」といいますが、あんまり他人の頭ばかり借りてものを考えたり、喋っ....
「郷愁の詩人 与謝蕪村」より 著者:萩原朔太郎
思う。東京のいろは骨牌では、イが「犬も歩けば棒にあたる」であるが、大阪の方では「
鰯の頭も信心から」で、絵札には魚の骨から金色の後光《ごこう》がさし、人々のそれを....