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「鱗木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鱗木の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
虞美人草」より 著者:夏目漱石
《ぬ》いて、※色《ときいろ》に銀《しろかね》の雨を刺す針差《はりさし》を裏に、如鱗木《じょりんもく》の塗美くしき蓋《ふた》をはたと落した。やがて日永《ひなが》の....
琴のそら音」より 著者:夏目漱石
か這入り込む。見ると御母《おっか》さんが、今起き立の顔をして叮嚀《ていねい》に如鱗木《じょりんもく》の長火鉢を拭《ふ》いている。 「あら靖雄《やすお》さん!」と....