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「鳥取県〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鳥取県の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
単独行」より 著者:加藤文太郎
鳥取の人が炭焼きにきて少し木を切っていて楽に歩けます。頂上辺で炭焼きの人に逢い、鳥取県からはこの山へ道があると聞きました。扇ノ山の三角点は木が茂っているのと汽車....
島原心中」より 著者:菊池寛
工だが、徴兵にとられていて、十二月には入営することになっていたということと、女は鳥取県のものであるが、今年二十九の年になるまで、十年近く島原で、勤めているのだが....
播州平野」より 著者:宮本百合子
にして、縫子からひろ子、母へと視線をうつした。 「本部でも、云うてでありました。鳥取県の三朝《みささ》あたりまで分散治療に送ってあるよって、個人でさがしたら、一....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
、医家も全然動物学とは関係ないらしく、父の満足する結果を得ないで居ります」云々。鳥取県東伯郡下北條村字田井 逸子 右のようです。私から簡単に、ふさわしい本が....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
これ以上熔岩がたまると、映画屋が沙漠のロケーションに音をあげてしまう。もっとも、鳥取県の海岸に相当の砂丘や砂原があるそうだ。 この熔岩が風化して再び沙漠になる....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
サである。この時代には食物としてもこれを用いたことが分かる。今日でも千葉県上総、鳥取県因幡のある地方ではこれで草餅をつくることがある。すなわち上総山部郡の土気地....
私はかうして死んだ!」より 著者:平林初之輔
* 船井三郎、私は仮に私の名をこう呼んでおく。職業は鉄工である。生まれは鳥取県の片田舎で、年は三十六歳両親は二十年あまり前に二人とも死んでしまったし、兄....
越中劍岳先登記」より 著者:柴崎芳太郎
引上げここに第一回の登山を終った。第二回には三角点測量標を建設せんものをと 測夫鳥取県東白郡市勢村 木山竹吉(三六) 人夫 中新川郡大岩村 岩木鶴次郎(二四....
周防石城山神籠石探検記」より 著者:喜田貞吉
伝は斎瓮土器等を蔵する塚穴につきて往々存するもので、本誌にも掲載してある報告中に鳥取県にも同一の伝説を伝えた場所のあることを述べている。余が郷里阿波国などにも家....
屍体と民俗」より 著者:中山太郎
云う俗信に由来しているのであって、さらにこれに親愛の意味が加わっていたのである。鳥取県の村々で昔は死人があると、それに最も縁の近い、例えば親なれば子、夫なれば妻....
手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
、但馬、因幡、伯耆、出雲、石見の七ヵ国でこれに隠岐の島が加わります。県は主として鳥取県と島根県とでありますが、東寄りの国々は京都府や兵庫県の一部を占めます。この....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
米郡等 ホウシ 備中|上房郡等 ホウシ 但馬 ホウシ鳥取県約一円 ホウシサン 出雲|美保関 ホシサン、ホーシ 同 松江....
日本の伝説」より 著者:柳田国男
と白山 同 船崎村舟倉……………………………………………………………山のいくさ鳥取県 岩美郡元塩見村栗谷…………………………………………………………布晒岩 同....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
名が出来たと言っている。これは越後の魚沼川渓谷などの話であって、わずか形をかえて鳥取県のあたりまで行われているのだが、いくら話だとしてもお大師様の足がデンボであ....
母の手毬歌」より 著者:柳田国男
である。 旗や幟について、なお二つ三つのかわった話をわたしは知っている。一つは鳥取県のある山村だけで聴いたことだが、蓆旗といって五月の節供のまえの晩、子どもが....