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「鳥栖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鳥栖の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
田原坂合戦」より 著者:菊池寛
って、尾撃して来た官軍と対峙した。 山鹿方面の薩軍は、田原敗ると聞いて、即日、鳥栖地方に退き、官軍の本営は、七本に移り進んだ。向坂対陣中、薩将、貴島清、中島健....
長崎の印象」より 著者:宮本百合子
に、計らず聴いた雨の音故一きわすがすがしく、しめやかに感じたということもあろう。鳥栖《とす》で、午前六時、長崎線に乗換る時には、歩廊を歩いている横顔にしぶきを受....
長崎の一瞥」より 著者:宮本百合子
ね》て静に夜の雨音を聴くようなすがすがしいいい心持がした。 午前六時何分かに、鳥栖《とす》で乗換る頃には霧雨であった。南風崎《はえのさき》、大村、諫早《いさは....
私本太平記」より 著者:吉川英治
あるだけだった。 しかもその菊池武敏は国境の第二戦でまたやぶれ、つづいて合志郡鳥栖ノ原でも負け、ついには、本国菊池郡の大琳寺ノ城まですてて一族深い山間の地にか....