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「鳥辺野〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鳥辺野の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
も、火にも、業《ごう》の尽きなかったおばさんの魂魄《こんぱく》、今度こそは、あの鳥辺野《とりべの》の煙できれいな灰となってしまって下さい。 南無阿弥陀仏――と....
源氏物語」より 著者:紫式部
月が出てきて、加茂川の河原を通るころ、前駆の者の持つ松明《たいまつ》の淡い明りに鳥辺野《とりべの》のほうが見えるというこんな不気味な景色《けしき》にも源氏の恐怖....
源氏物語」より 著者:紫式部
てくることを待っていたが皆だめであった。もう幾日かになるのである。いよいよ夫人を鳥辺野《とりべの》の火葬場へ送ることになった。こうしてまた人々は悲しんだのである....