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鳥道
「鳥道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鳥道の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
をまわって見ると、新しい鳥屋がかなり多い。這入って話を聴いて見ると、「震災後、小
鳥道楽は下火になりました。鶉《うずら》はもとよりの事、鶯なぞも古くから研究してい....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
たのは「重巌梅」――とある。
「さあ、次なる、その横へつんとのしたのは――それ、
鳥道梅」
「こっちの方の枝の盛んなやつは白雲梅」
「そら、こっちの方に低く這《は....
「柳営秘録かつえ蔵」より 著者:国枝史郎
少し手を執って教えてやろう」 老人はスッと背を延ばした。 「重巌に我|卜居す、
鳥道人跡を絶つ、庭際何の得る所ぞ、白雲幽石を抱く……俺の住居は雲州の庭だ」 老....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
った一人の茶人、利休にはその欠点を見付けることが出来ません。天衣無縫と言おうか、
鳥道|蹤なしと言おうか、まるで引っかかりがありません。ただすべすべした珠玉であり....
「三国志」より 著者:吉川英治
※昭が要害に籠っていては、とても往来はなりますまい。如かず、道をかえて、太白嶺の
鳥道をこえ、祁山へ打って出てはいかがでしょう」 蜀の諸将は孔明にいった。 孔....