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鳥部野
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「風流仏」より 著者:幸田露伴
恵み、臨終|正念たがわず、安かなる大往生、南無阿弥陀仏は嬌喉に粋の果を送り三重、
鳥部野一片の烟となって御法の風に舞い扇、極楽に歌舞の女菩薩一員増したる事疑いなし....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
。墓といえば、ついそこの眉にせまる阿弥陀ヶ|峯の下あたりは墓や御陵だらけだった。
鳥部野が近いのである。 しかし。 春霞の彼方、洛内の屋根は一望だった。加茂川....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ことだが、山ふところを縫って、東山の下へでも出ようかという思案らしい。 「大蔵、
鳥部野へ出るな、こうまいると」 「さようで」 「このあたりは?」 「羅刹谷とかい....